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ボディビルの審査方法に挑戦!
 06年のJPC東北・北海道ボディビル選手権も終え一休みすればいいものを、今度は大胆にも「ボディビルの審査方法を変えてみよう」と気合が入っていた。
 冷静に考えれば、大会を開催してはいるものの私はまだ現役の選手。そんな一選手が競技のルールを変えようというのだから自分でも驚いてしまう(なぜ先を急ぐのか私にもわからない)。理由はわからないのだが、なぜか改正しなければいけない、そうするべきだという強い思いがあったことは確かだ。

 以前から私が感じていた審査方法についての疑問点・・・それは二つほどあった(長い話しになりそうだからかいつまんで)。
 まず一つは、規定ポーズが8つ(マスキュラーを含む)もあるのに、各審査員は順位を一つだけしかつけられないという点。一人の審査員が複数の選手がとった8つのポーズをすべて頭に入れて、それを比較し順位をつけるなんてことが本当にできうることなのかという単純な疑問・・・「できる」と言われればそれまでだが、よほど実力差がない限り無理があると思う。
 もし、前述ができていないのであれば、印象やインパクトで順位をつけてしまうことになる。そのせいか誌面に載っている審査員の寸評は「いつもより迫力が無いように感じた」「フロントは良かったが、バックにキレが無かった」といった、選手の比較というより感想に近い言葉が多かったと記憶している(本来ならA選手とB選手を比較したとき、このポーズの時にこういったところが(全ポーズで)・・・となるべきなのではないだろうか)。
 これでは選手がなぜこの順位になったのか、今後どこをどのように改善したらいいのか見当がつかない。そこで私は、06年の大会で実施したように全ポーズごとに順位をつけ、選手自信が後にジャッジ表を見たときに、自らの良いところ悪いところ、改善すべき点ができるだけわかるような、メッセージ性があるジャッジをしたいと考えていた。そうでないと規定ポーズそのものに意味が無いように思えた。
 それと二つ目は、各審査員がそれぞれ順位を付け、それを合計して順位が決定するという方法だ。この集計方法にも大きな疑問を感じていた。確かに最高と最低を除した中庸の数値の計で順位を決定するが、整数を集計するのだから一つ一つの差は大きなものになる・・・例えば1と2の差は1しかない、1と3の違いは2しかないと考えるのではなく、2は1の2倍、3は1の3倍と考えれば、少しの差(集計するからなおさら)が挽回不能なものになっていく(面倒な話しですみません)。
 誤解がないことを祈って書かせてもらうが、審査員にひいきの選手がいた場合はステージ上の闘いとは違った操作が行われる危険性さえあると感じていた。
 そこで、この2点を改善、そして合体させ実際に使用できるものを作ってみようと取り組んでみた(挑戦ですな)。
 頭の中に草案はあったが、実用化しようとすると、理想的であっても選手や審査員に負担が掛かり過ぎたり、ロスタイムが大きかったりと、シミュレーション→修正→シミュレーション→修正の繰り返しが続き、連日作業に向かったにも関わらず出来上がるのに3ヵ月も掛かってしまった(私の脳みその限界)。
 もちろんこの件については、JPCの代表である杉田会長から了承をいただかなくてはいけない。資料とシミュレーションの図を会長に送付した。後日、杉田会長からの返答をいただこうと電話したとき会長から言われた一言が強烈だった。
 「会長、先日送らせていただいた審査方法について、次年度から実施してもよろしいでしょうか」「あぁ、祐輔お前のやりたいようにやってええ」・・・マジで!(即答ですか)・・・お話しうかがうと、杉田会長が資料のすべてに目を通してくれているのがわかる(ありがたいことです)その証拠に・・・実はこの規定は読んだだけでは理解できないようなセキュリティーが掛けられているのだが、これを杉田会長は一読して理解していたようだ(何も言えません)・・・将棋をやっていてもチャンピオンになったのではないだろうか(どんな頭脳をしているのだろう)・・・「祐輔」と呼んでもらえるまでになった今でも杉田会長が雲上の人であることに変わりはない。

 この新しい審査方法と誰でも参加できる大会の開催を掲げ、東北フィジーク委員会は発足した。
 会長にはマッスルマニア世界大会優勝・JPCナショナルズ三連覇の偉業を成し遂げた青森の上澤会長をおいて他にはいない。早速上澤会長に連絡をとると、ボディビルの普及になるのであればと了承していただいた(もちろん上澤会長からも審査方法については了承を得ている)。私は副会長と事務局を担当し、07年以降、鶴岡で開催する東北・北海道選手権はこの審査方法で行うことになる。

 この審査規定が盛り込まれた「東北フィジーク委員会」が発足したのは07年2月21日。月刊アイアンマンに当会の発足が見開きで紹介された07年5月号・・・私にとって大切な記念です。
人生の障害は 進もうとする者には扉に 
| 筋肉への目覚め | 18:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
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