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季節的に芸術を語るには少し遅れたが
 昨日、久しぶりにポージングガイド(ボディビルのポーズの指導書的な本)に目を通した。そこにはトップビルダーのポーズのほかに西洋の彫刻も紹介されている。
あらためて見ると、有名なミケランジェロのダヴィデ像などは、題材が少年にしてはかなり筋肉質に表現されている。
ダヴィデ像ミケランジェロのダヴィデ像・・・少年にしては筋肉質だ(少しアンバランスだけど)

 その他にも美術の教科書にもあった有名な彫刻が載せられているが、中でも目を引くのはラオコーンの像・・・この作品は、1506年に発掘され一説には前一世紀後半の物ともいわれている(トロイヤ戦争のときの話しはカット)。とにかく筋肉の躍動が恐いほどに表現されている。両サイドのラオコーンの息子たちも右ならえで筋肉質だ。
ラオコーン像ラオコーン像・・・ラオコーンの苦痛が伝わってくる・・・ビルダーとしても十分に活躍できそうな筋肉だ

 西洋の芸術の根底には、人体がもっとも優れた芸術作品という認識があると聞いたことがある。ここら辺が日本とは大きく違うところだ。
 それにしても見事なまでの大胸筋に腹筋(神官にしては凄すぎる)・・・これほど忠実に筋肉を表現できたということは、当時、この肉体を持ちえた人がいた・・・それも芸術として認識されるということは・・・まれな存在ではなかったのだろう。
ウエイトトレーニングの起源は古代ギリシャという説もあるほどだし、戦や労働で肉体を使うことが多かった時代なのかもしれないが、サプリもなくトレーニング法も確立していないだろう時代に・・・人間というのは本当に凄い生き物だ。

 現代にもどると、ボディビルに限らずスポーツで鍛え上げられた肉体は人間が本来辿り着くべき姿だと思う・・・だから格好がいい・・・素直に有りのままを受け止めればそう見えるはずだ。
 ボディビル的視点からすると、偉大なビルダー、アーノルド・シュワルツェネガーやフランク・ゼーン、リー・ラブラダ・・・みな素晴らしい肉体の持ち主で、その姿は実に芸術的(かっこよかった)だった。
アーノルド・シュワルツェネッガーまさにボディビル界のキング アーノルド・シュワルツェネッガー。上腕二頭筋がまぶしい

フランク・ゼーン均整美といえばフランク・ゼーン

リー・ラブラダ類まれなるポージングセンスのリー・ラブラダ


 人間だから人体を美しいと思うのは当然のことだと思う。人間の体より猿や他の動物の体に芸術性を感じる人はそうはいないはずだ。(男性=筋肉質というのは、男性の特性なのだから当たり前といえば当たり前の話)
 鶴岡で開催しているJPC東北・北海道ボディビル選手権の100通を超えるアンケートの中には、女性からの「美しかった」というメッセージが多いのもうなずける。私の周りにはボディビルに否定的なイメージを持っている人もいるが、会場に足を運べばそれが理解できるはずだ。

 ちなみにトレーニングをやっている自分たちからすると、芸術性なんてことは全く頭にない。ただ「今より体を発達させたい」その一念でトレーニングをやっているだけだ。ただ、結果的に鍛えられた肉体には、本来の人の「形」・・・芸術性が備わってくるのだと思う。
有りのままを有りのままに受け止める


 ちなみに、日本の芸術作品の中にそれを求めようとすると、鎌倉時代の運慶・快慶の金剛力士像が代表的だと思う(ラオコーン像が作られた2000年後あたり)。しかし、ラオコーン等と比較すると金剛力士像には人間では持ち得ない形の筋肉が(特に腹部は)ある。これは人間を超えた存在として表現したのかもしれないが、部分的というのも不自然だ・・・当時の日本人には鍛え上げられた体躯の人間はいなかったのかもしれない。
金剛力士像力強さでは西洋の上をいく表現力だとは思う・・・が、人間はこんな腹筋をしていない

| 筋肉な毎日 | 16:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
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